鎌倉を拠点とするチョコレート専門ブランド〈CHOCOLATE BANK〉が、大阪の阪急うめだ本店と名古屋のジェイアール名古屋タカシマヤで、バレンタイン催事に初出展中です。〈CHOCOLATE BANK〉はコロンビアの契約農園で、カカオの栽培から発酵、加工まで真摯に向き合うブランド。素材の風味を最大限に引き出したスイーツが目白押しです。
実験的で遊び心あふれるチョコレートを展開する〈CHOCOLATE BANK〉。鎌倉発のアロマ生チョコレートブランド〈MAISON CACAO〉の姉妹ブランドであると同時に、そのひとつのセクションとして、カカオの栽培からチョコレート製造まで、全工程を担っています。
ブランドの創設者は、カカオディレクターの石原紳伍さん。もともとはチョコレートを食べられなかった石原さんですが、コロンビアで食べた生カカオの新鮮さと、現地の生産者と生活者の笑顔にすっかり魅せられ、チョコレートのとりこに。「日本でもチョコレートで日常を豊かにする文化をつくりたい」と、ブランドの創設を決意しました。
ブランド名の〈CHOCOLATE BANK〉は、かつて中南米でカカオが貨幣として用いられていたことに由来します。さまざまな物品との交換が可能なカカオは、人々にとって魔法のような存在でした。「常識にとらわれないチョコレートで、日常に魔法をかけたい」そんな願いが、ブランド名に込められています。
〈CHOCOLATE BANK〉では、石原さんの原風景であるコロンビアの農場で、希少なカカオを栽培し、オリジナルのクーベルチュール(国際規格を満たした製菓用のチョコレート)を開発しています。
〈CHOCOLATE BANK〉が取り扱うカカオは、希少な品種「トリニタリオ」の中でも、特に香り豊かなフレーバービーンズ。種から栽培するだけでなく、優良な苗を接ぎ木するなど、カカオの生育に努めている
チョコレート製造の全工程の中でも、豊かな風味を引き出すために重要なプロセスが「発酵」です。〈CHOCOLATE BANK〉では、6日間かけてカカオを発酵させます。最初の2日間で、果肉に含まれる糖分の発酵が進み、温度が高くなった状態でかき混ぜることで、乳酸菌や酢酸菌の働きが活性化され、酸味や旨みなど豊かな風味が生まれるのです。
収穫されたカカオは、新鮮なうちに豆を取り出され、木箱に集められる
〈CHOCOLATE BANK〉が初出展するふたつのバレンタイン催事では、大人から子どもまで楽しめるチョコレートスイーツがラインナップされています。
濃厚でなめらかな舌触りが自慢の「BANK生ガトーショコラ」は、厳選したクーベルチュールと北海道産生乳100%のバターを使用。フレッシュなカカオの果実感、酸味と苦味をダイレクトに味わえます。温めても冷やしても、それぞれに違った味わいを楽しめる一品です。
サクサクとしたクロワッサン生地の食パン「チョコレートクロワッサン バブカ」は、国産発酵バターと島根県・岡田製糖の伝統技法でつくりあげた和三盆を使用。カカオの栽培から発酵、ロースト、抽出など、全てをベストなタイミングでつくりあげたビターチョコレートを、ふんだんに練り込んでいます。
最後にご紹介するのは、チョコレートラスクにヘーゼルナッツのプラリネチョコレートをコーティングした「ザクニブ」。ラスクの上にはアーモンドプラリネ、カカオニブ、ピスタチオの3種類がぜいたくにトッピングされています。噛むほどに広がる豊かなチョコレートの味わいと、ザクザク食感を楽しめるスイーツです。
バレンタインシーズン、大切な人へのギフトに、自分へのご褒美に。購入を検討してみてはいかがでしょう。
大阪
開催日:2022年1月20日(木)〜2月14日(月)
場所:阪急うめだ本店
名古屋
開催日:2022年1月20日(木)〜2月14日(月)
場所:ジェイアール名古屋タカシマヤ