香り豊かな青梅が店頭に並ぶ6月頃に、梅を使った保存食を仕込む「梅仕事」。梅酒に梅シロップ、梅干しに梅味噌など……毎年同じレシピで仕込む人もいれば、毎年新しいレシピで仕込む人もいるかもしれません。
こちらで紹介するのは、発酵食品の米麹を使った「梅麹シロップ」。砂糖のほかに麹を加えることで、麹菌のつくりだす酵素の作用によって、梅の実がやわらかくなり、梅の実のおいしさを余すことなく抽出できます。
〈材料〉
青梅・・・1kg
砂糖(上白糖)・・・1.1kg
乾燥米麹・・・100g
〈つくり方〉
①青梅をよく洗い、水気をしっかり拭き取り、ヘタを取る。
②青梅の半量は種を挟んで3つに切る。
③仕込み用容器に、砂糖→青梅→砂糖→青梅と順に重ねるように入れる。
④麹を振り入れ、砂糖でフタをするように覆ったら仕込みの完成。
直射日光が当たらない室内に置き、毎日混ぜて約7日間。梅の実が浮いてきたら、まろやかな甘みの梅麹シロップのできあがりです。一般的な梅シロップと同様、水や炭酸水で割って楽しめます。
▶︎梅麹シロップの詳しいつくり方はこちら
梅麹シロップのレシピを監修いただいた大島今日シェフに、カルピス®を使ったアレンジレシピを教わりました。
用意するのは、カルピス®、梅麹シロップ、強炭酸水の3つ。「カルピス®約30g」に対して、「梅麹シロップ約10g」「強炭酸水約100g」の割合で混ぜ合わせるだけで、完成です。
カルピス®は新鮮な国産生乳(殺菌などの処理がされていない搾ったままの牛の乳)の脂肪分を取り除き、独自の乳酸菌と酵母で発酵させることでつくられた乳酸菌飲料です。同じ発酵食品である米麹を使った梅麹シロップとの相性が悪いはずはありません。
梅麹シロップのまろやかな甘みとカルピス®の爽やかな酸味、そして強炭酸水のシュワシュワと弾ける心地よい刺激がたまりません。ぜひ自宅で試してみてください。
発酵といえば、日本各地のさまざまな発酵食品とカルピス®を組み合わせたオリジナルドリンクやスイーツを販売している〈発酵カルピス®パーラー〉をご存じでしょうか? カルピス®ブランド初の常設店で、大阪・梅田にあります。
▶︎〈発酵カルピス®パーラー〉についてはこちら
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〈阪急うめだ本店〉の地下1階にある〈発酵カルピス®パーラー〉。
「ヨーグルトとカルピス®」「甘酒とカルピス®」「ブルーベリービネガーとカルピス®」という3つの定番メニューに加え、季節限定のドリンクメニューを味わうことができます。2024年6月12日(水)から7月7日(日)の期間限定で販売されるのが「天の川が彩るヨーグルトとカルピス®」。ギフト限定の「カルピス®北海道」を使用したフローズンドリンクです。
カルピス®とヨーグルトというふたつの発酵食品が織り成す爽やかな酸味に、甘ずっぱいブラックベリーがアクセントに。水色のフラッペに、星形のラムネとカラフルなトッピングで七夕の夜空らしい外観を表現。清涼感溢れる一杯です。
実は7月7日はカルピス®の誕生日。1919(大正8)年の七夕の日に初めて発売されたカルピス®は、今年で105歳を迎えます。
大阪へ足を運べる人は〈発酵カルピス®パーラー〉で、七夕シーズンの限定メニューをぜひ味わってみて。大阪へ足を運べない人も、梅を使った梅麹シロップとカルピス®のアレンジドリンクで、この時季ならではのカルピス®メニューを楽しんでみてはいかがでしょうか。
※「カルピス」「CALPIS」はアサヒ飲料(株)の登録商標です。
address:大阪府大阪市北区角田町8-7
阪急うめだ本店 地下1階食品売場
営業時間:10:00~20:00
定休日:不定休
〈発酵カルピス®パーラー〉公式サイト
※営業時間および定休日は、阪急うめだ本店地下1階食品売場の営業時間に準ずる