発酵と共に月日を過ごしていける手帳〈発酵手帳2026〉が今年も発売されました。日本初の発酵食に特化した手帳として2019年に発売以来、年々進化を遂げてきた発酵手帳。2026年版はこれまでの文庫本サイズから、四六変形判に拡張され、ますます手帳として使いやすくなりました。手帳としての機能はもとより、発酵にまつわる知識や発酵食レシピなど役立つ情報が多く、一年を通して発酵食のあるくらしを送りたい方にオススメの手帳です。
今年の大きな変更点は、昨年まで1日1ページだった仕様が、週間スケジュールに変わったこと。また文庫本サイズから四六変形判(文庫本サイズより大きく、A5サイズより小さい)にサイズアップされたことで、書きやすく、より手帳として使いやすくなりました。

サイズは文庫本サイズから大判サイズへ。色味は親しみやすい黄緑色に

2025までは464頁だったページ数が、2026年版はウィークリーとなったことで192頁と大幅にスリム化!

年間・月間スケジュールのページは変わらず、月曜始まりと便利な仕様
週間スケジュールには8月5日は「発酵の日」、7月10日は「納豆の日」など、発酵にまつわる日が表示されているユニークな仕立てなので、発酵について忘れることはありません。発酵食品を取り入れるきっかけにもなりそうです。

週間スケジュールの右ページはフリーノートなので、自在に書き込める
バッグにもすっと入るサイズ、かつ、カフェなどのテーブルでも広げられる手頃な大きさなので、普段使いにはもってこいです。
発酵手帳というだけあって、発酵にまつわる情報が巻末32ページにわたって紹介されています。発酵食品の種類や特徴など基礎知識に加え、発酵調味料の使い方、自宅で発酵食をつくる「発酵手仕事」のレシピ集など、普段のくらしに発酵食を取り入れるためのさまざまな情報が充実。2026年版は「なぜ発酵食品はからだにいいのか?」の解説ページと、「発酵調味料の違いと使い方」に「納豆」と「ヨーグルト」編が追加されました。

巻末付録の冒頭「なぜ発酵食品はからだにいいのか?」では基礎知識を学べる

「発酵手仕事」では発酵食品のつくり方をイラストと共にわかりやすく紹介

「発酵手仕事カレンダー」ではいつの時期に何を仕込むのがいいのかを一目で確認できる
また、WEBサイト「小泉武夫食マガジン」(2015年11月以降、毎日配信)で紹介されてきたさまざまな発酵食文化やレシピにアクセスできるように、随所に二次元コードが印刷されています。手帳内では紹介しきれない2000を超える発酵食レシピや関連記事へすぐにリンクすることが可能です。

WEBではレシピなどが動画で紹介されているページも
「都道府県別発酵食品一覧」では、日本全国のご当地発酵食品約180種類が掲載されており、見ているだけで日本各地で育まれてきた発酵食文化の豊かさを感じられます。

この県を訪ねたときはこの発酵食品を食べてみよう、という発見があるかも
ますます使い勝手が良くなった〈発酵手帳2026〉。発酵食の多様さを学び、手づくり発酵食に親しむ充実のコンテンツぞろいで、さまざまな発見ができるはず。
2026年は〈発酵手帳2026〉で日々の食生活をはじめ、日常のできごとをつづりながら、一年間の“自分史”をつくり上げてみてはいかがでしょうか。

四六変型判(厚さ0.9×横13.4×縦19.6cm) 192頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
購入サイト:https://www.amazon.co.jp/dp/4905130484/