お正月に神社などで振る舞われる「甘酒」。昔から甘酒は体にいいものとされ、一年を無病息災であることを願って、新年に飲む習慣があるといいます。寒い冬に温かい甘酒……身体も心も暖まりますね。そんな甘酒、俳句の季語においては、夏の季語というのをご存じでしょうか。
甘酒は“飲む点滴”と称されるほど栄養豊富で、江戸時代、夏になると江戸や大阪、京のまち中にたくさんの甘酒売りが出て、冷やし甘酒を売っていたという記録が残っています。
現代においては、一年中スーパーなどで手に入れることができる甘酒ですが、自宅で簡単に手づくりもできます。ここでは炊飯器を使ってつくる「麹甘酒」のレシピをご紹介します。
〈材料〉
米・・・1合
乾燥米麹・・・300g
水(ミネラルウォーター)・・・1500ml
塩・・・小さじ1/2
〈つくり方〉
① お米1合を洗い、500mlのミネラルウォーターで炊く。
② ①に1000mlのミネラルウォーターを入れて、温度が下がったところに米麹を加え、清潔なしゃもじなどでよく混ぜる。
③ 炊飯器のフタを開けたまま濡れ布巾をかけ、保温ボタンを押して7~8時間保温する。
④ 最後に塩を入れて混ぜ、粗熱をとったら清潔な保存容器に入れて完成。
麹菌は60℃以上になると死滅していってしまうので、炊飯器のお米の温度が60℃以下になるように注意しましょう。お米のでんぷんを麹の酵素が分解して、砂糖を加えずに自然な甘みが生まれます。名前に酒とつきますが、ノンアルコールなので子どもでも安心して飲めますよ。
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甘酒は冷やしてそのまま飲むのはもちろん、凍らせてシャーベットにしたり、フルーツと合わせてスムージーにしたりとアレンジはたくさんあります。今回は、甘酒レシピを監修いただいた大島今日シェフに、カルピス®を使ったアレンジレシピを教わりました。
用意するのは、カルピス®、甘酒、レモンの3つ。「カルピス®約30g」に対して「甘酒約100g」の割合で混ぜ、「レモンスライス」をのせ、氷を浮かべたら完成です。
大阪・梅田にある〈発酵カルピス®パーラー〉でも、定番ドリンクメニューのひとつに「甘酒とカルピス®」があります。実は、カルピス®は脱脂した生乳(殺菌などの処理がされていない搾ったままの牛の乳)を原料に、乳酸菌と酵母による発酵プロセスを経てつくられる乳酸菌飲料。同じ発酵食品である米麹を使った甘酒との組み合わせはバッチリです。麹の風味がしっかりと感じられ、カルピス®の甘酸っぱさとマッチ。甘酒自体が少し苦手という人でも、飲みやすい一杯です。
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甘酒×カルピス®ドリンクのお供におすすめなのが、〈発酵カルピス®パーラー〉で販売中の〈発酵 バターサブレ〉。〈カルピス®〉をつくる工程で生乳から取り除かれた脂肪分から生まれるバターに乳酸菌を加えた〈カルピス(株)発酵バター〉を贅沢に使用したサブレです。
歯触りが良く、軽めのサクサクッとした食感。甘すぎずあっさりしていて、バターのコクと爽やかな香りが伝わってきます。
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また、爽やかな見た目と味を届けてくれる〈カルピス®ゼリー〉も、暑い季節のおやつにぴったりです。ボトル入りの〈カルピス®ゼリー〉に発酵食品やフルーツを使った発酵ソースを加えて振って混ぜて味わう、新感覚のデザート。爽やかな酸味のある〈カルピス®ゼリー〉に発酵ソースを混ぜると、甘さや香りが増して味わい深くなります。
缶のまま飲んでも、器に盛ってスプーンで食べてもOK。〈カルピス®ゼリー〉に甘酒を加え、フルーツと一緒に盛り付ければ、豪華なパフェのように!
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どちらも〈発酵カルピス®パーラー〉オリジナルの発酵スイーツで、大阪の実店舗と一部〈阪急オンラインショップ〉で購入できます。パッケージもすてきなので、大阪土産にも最適です。
まだまだ続きそうなこの暑さ。少しでも爽やかな気分になるよう「甘酒×カルピス®」のレシピを試してみては?
※「カルピス」「CALPIS」はアサヒ飲料(株)の登録商標です。
address:大阪府大阪市北区角田町8-7
阪急うめだ本店 地下1階食品売場
営業時間:10:00~20:00
定休日:不定休
〈発酵カルピス®パーラー〉公式サイト
※営業時間および定休日は、阪急うめだ本店地下1階食品売場の営業時間に準ずる